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よし、大きな海を見に行こう!

2012.10.09.18:55

書き手  おはな坊


え~、人間頑張ればどうにかなるのを実感できる2日間を過ごしてきました。
今回の記事はかなり長いので読んでいただける方はご容赦を~。

きっかけはよっしーさんの軽い一言…
よ、「はなちゃん、〇〇に行こうや」
俺、「え、どうやって?」←めっちゃ嫌な予感
よ、「当然、自転車
俺、「え~~!

今はまだ目的地を伏せますが正気の沙汰とは思えない提案です。
しかし、自分も6月に周防大島で300kmを突破しているので今回もまぁなんとかなるだろうという軽い思いで提案を承諾。

決行日は10月7日。
出発時間は早朝…ていうか深夜の1時30分。
IMGP1254.jpg
当然ながら真っ暗です。
まずは第一チェックポイントともいうべき尾道に向かいます。
途中、道路の真ん中で居座っていたイノシシにぶつかりそうになるハプニングもありましたが、安芸津のコンビニで休憩を一回しただけで5時30分ごろに無事尾道に到着。
因島に渡る渡船の始発が6時ごろだったのでそれまでに朝食を兼ねて休憩。
IMGP1256.jpgIMGP1257.jpg
空が白んだ頃に渡船に乗り込み、いざしまなみ海道へ、本土とはしばしのお別れです。
IMGP1272.jpg

しまなみ海道と言ったら色々なグルメが楽しめることでも有名ですが…
八朔大福もジェラートもコロッケも塩ソフトもすべて素通り。
ただひたすらに目的地を目指します。

多々羅大橋を超えた頃には睡眠不足とここまでのハイペースがたたって既にバテバテ。
IMGP1286.jpg
なのにまだ工程の半分も過ぎていないという現実…あぁぁ。

そしていよいよ最後の橋、来島海峡大橋を渡り四国に上陸。
IMGP1296.jpgIMGP1300.jpg
今治に到着し走行はおよそ170km。
これでやっと…半分です。


さーて、
四国にも着いたし旨いモンでも…なんて気軽なことは言わず止まることなく南へ30km程走り続け国道194号に入ります。
IMGP1309.jpg
目的地が書かれた看板を発見。 
自分でもアホだとつくづく思います。

さてこれから今回のみならず自身の自転車歴の中で最大のヒルクライムに挑むことになります。
目指すは寒風山トンネルです。
IMGP1310.jpg
登り始めの序盤。まだ斜度も緩く余裕もあります。

しかし…あぁぁぁ登っても登っても坂が終わらない…
IMGP1312.jpg
前を見ても一向に山が低くならない…

手持ちの高度計で標高も700mあたりに差し掛かりもうじき寒風山トンネルだと思ってたら…
よっしーさんが「はなちゃん、こっちこっち」と、
IMGP1324.jpg
左の旧道に誘われる。
え?なにこれ?
まだ登るの?
200km以上走ってきて700m以上登ったのにまだ登れってことですか?
正直…いったい何が楽しくてこんなことをしているのか?と自問自答しながらも仕方がないので延々と登り続けます。
旧道に入る前に「お~、あんなところに道があるわ。あんなところ登るのはアホじゃの~」なんて思ってましたが、自分もアホになってました。

標高800m、900m、まだまだ山は続き、よっしーさんはズンズンと先に逝ってしまうのですがそうなると当然一人でトボトボと登るわけですが…
朝方に遭遇したイノシシの事を思い出し「こんな森の中でもしイノシシが…いや最悪、熊なんて出てきたら死ぬ」という恐怖に駆られます。
「いや、まてよ四国に熊なんているのか?先日九州で絶滅宣言してたような気がするぞ。でも広島じゃ妹背の滝付近でクマ被害があったばかりだし…。ちくしょ~こんな山奥じゃ携帯の電波入んないし四国の熊事情をググることもできね~。熊鈴はともかく保安部品であるベル付けとけば良かった…ベルなんて格好悪いんで付ける訳ねーじゃんなんていっててごめんなさい ・・_|\○_ スミマセン」

などの葛藤の末に私がとった行動は…口笛。
口笛が熊に効果あるのかなんてしりません。ただ熊は元来臆病な動物なので熊鈴は効果がある、という曖昧な記憶をたよりにとにかく何か音を出さなければという思いで行った行動です。
ヒルクライムで息も絶え絶え、でも熊が怖いんで口笛ぴゅーぴゅー…あぁ苦しい。
後から考えると自分でも間抜け以外の何者ではないと思います。(後でググると四国の熊は絶滅寸前。剣岳のあたりに100頭ほどしかいないとか…)

そして標高1000m…これ、どこまで登るの?と集中力が切れかけた頃、
IMGP1336.jpg
湧水ポイント発見。
うおぉぉ~、うめぇぇぇ!マジ生き返る!

これで僅かながら生き返り、最後の気力を振り絞り、
IMGP1343.jpg
いやぁぁぁっほぉぉぉ~!!
標高1100mの旧寒風山トンネルに到着。
IMGP1346.jpg
トンネルの中は真っ暗。こんなとこ誰も来ねーよなと思ってましたがトンネルの向こう随分と騒がしい。
抜けるとそこは登山者だらけ。どうもここから寒風山の山頂に登れるらしく観光地と化してました。
IMGP1350.jpg
さて、高知県にも入ったしここからは下りで楽ができるわ。と、タカをくくってましたがこの下りが曲者でした。
旧道なので狭いし、道悪いし、車での登山者がひっきりなしに登ってくるので超危険。
実際カーブで何度もひやっとすることがありました。しかしよっしーさんはそんな事は関係なしにぶっ飛ばしていくので一瞬で見えなくなってしまいましたが…

旧道が終わりメインの国道に合流。
IMGP1351.jpg
旧道を通らなければこのトンネルを潜ってきたわけですが、その距離5km以上。
歩道も広くないようですし時速30kmで走っても10分以上かかる計算。よっしーさんがこの道を避けたのも納得ですが旧道の登りは今思い返しても辛かったですね。
ここからも下りはつづきますし道は良くなったのですが、道が良いせいで何もしなくてもスピードはどんどん出ますし、さらに恐れていたことが起こります。
それは…睡魔
この時点でスタートして約12時間、230km以上走り標高1100mのヒルクライムを終えてます。
よっしーさんならいざ知らず、私ごときの体力がここまで持ったこと事態が表彰モノです。
しかし寝たら死にます。
必死にブレーキをかけて減速しますが、「こんな下りでブレーキしまくってたらホイールが熱持ってヤバいんじゃね?」という心配もし、睡魔と闘いながら辛うじて下り区間を終えることができました。

どうにかこうにか高知市に入る頃には走行も300kmを越え体力も限界だしお尻も痛い。
途中、地元のサイクリストに抜かれスイッチが入りそうになったよっしーさんをどうにか静止し、適度なペースで走り続け、
IMGP1356.jpg
おいおい~、瀬戸内海から太平洋まで来ちゃったよ!
さらにお約束であり今回の旅の目的地、
IMGP1360.jpg
坂本竜馬!
桂浜を見ながら
IMGP1362.jpg
人間って頑張ればこんなとこまで来れるのね、と感動しつつバテて就寝寸前。

ココから本当の最後の力を振り絞り予約していた宿に直行。
ホテルに到着後は受付のお姉さんの対応に癒されつつホテルの浴場で疲れを流し、受付のお姉さんに紹介してもらった地元の居酒屋へ
479905_288431141270338_598010278_n.jpg
カツオの刺身やチチコ(心臓)、クジラの刺身盛り合わせ、ウツボのタタキ&から揚げなど瀬戸内ではお目にかかれない海の幸に舌鼓を打ち、美味しい酒をかっ喰らいよっしーさんと二人で大盛り上がり、居酒屋でのお会計が二人なのに13,000円を超えるという暴飲暴食の限りを尽くしたのであります。

この日は、
走行距離330km(よっしーさんは340km)
総時間16時間弱。
IMG_1318.png
iphoneでとったログみると本当にアホです。
これにて一日目の終了です。



さ~て、二日目。
今度は高知から広島まで帰らないといけません。
さすがに昨日と同じルートは勘弁です。
IMGP1365.jpg
松山から出ている呉行フェリーを目指して出発。お世話になったホテルを後にします。
自転車はそのまま客室に入れさせてもらえるし、旨い居酒屋を教えてくれるしで感謝感謝でありました。

高知市内を走る途中、
IMGP1367.jpgIMGP1369.jpg
ド定番のはりまや橋や高知城で観光客らしい写真を撮ってすき屋の牛丼で腹ごしらえ。
目的地まで続く国道33号線に入ろうとすると↓
IMGP1372.jpg
こんなものを発見。
松山までの120kmをこの道を走ることになります。
昨日の疲れもありますが仁淀川という川沿いで緩やかな坂を延々と登って行きます。
IMGP1379.jpg

途中…ガードレールの下にずんぐりむっくりとした動物の死骸が…
明らかに犬猫ではなく、狸にしては大きすぎ。イタチでもない、カワウソでもない。
丸い身体に顔の白い模様。
自分には「小熊」にしか見えませんでした。
よっしーさんも「うん、熊っぽかった」と同意見。
子熊がいるということは当然親もいるということで…
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル


まぁ幸運?にもその後もトラブル無く走り続け
IMGP1375.jpg
高知県脱出→愛媛突入。

高知を出発してからは美川の道の駅以外は休憩せずに延々と登り続け
IMGP1388.jpg
本日の最高標高突破。
ふはははっ昨日にくらべれば軽い軽い~。

ここから松山市に入りますが、休憩をあまりしなかったので予定より一本早いフェリーに乗れそうってことでよっしーさんの鬼引きが始まります。昨日からの疲れもなんのそのガンガン飛ばしていくヨっシーさんにただただ必死で喰いついていくのみ。
IMGP1389.jpgIMGP1391.jpg
お陰でギリギリ船に間に合い滑りこみ。
さらば、四国よ~!

音戸大橋下を通過
IMGP1395.jpg
昨日走ったはずですが偉く懐かしい気がします。

呉港に着いたら後は江田島まで20kmちょい。
もう少し走れば終了だと思っていましたが…
色々な事情があり私は広島市内へ向かうことにして、そのまま江田島に帰るよっしーさんと別れます。

とりあえずこれにて二人の四国縦断紀は終了。
その後、結局私は呉→広島→江田島をすべて自走してこの日に220km走りました。前日と合わせて2日間で550km。
間違いなく自身の自転車歴の中でも最も長くもっとも過酷な2日間でした。ブルベなんかに出ている人は頭のネジが緩んでるどころか抜け落ちているということを実感した次第です。
正直、当分自転車には乗りたくなかったですが私は翌週に「ツール・ド・下関」にもエントリーしています。
間違いなく自転車バカの道をひた走っているのでありました…。
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comment

Secret

もはやあきれて・・・

2012.10.22.20:34

なにも言えません・・・(^^;

でも・・・走れるものなら・・・行ってみたい。

いえいえ。

2012.10.23.09:20

さすがに自分でもやりすぎたかな~とは思います。
あと頑張りすぎて膝をの調子を悪くしてしまい現在まったく自転車に乗れません(泣)
プロフィール

野あそびクラブ 江田島

Author:野あそびクラブ 江田島
江田島にて広く浅く遊ぼうと有志により立ち上げました「野あそびクラブ 江田島」であります。

山あり海あり空?ありで遊んでいきます。

ちなみに記事は会員それぞれが活動を思い思いに書いております。

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